4月交通「小学1年生までに教えたい交通ルール」のリアル

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「小学1年生までに教えたい交通ルールとは?」
こんにちは!「防災書道」を主宰する書道家のキミクルです。その正体は、子供をおおらかに育てたいお母さん!この連載は、キミクルの実体験を元にした「防災の知識を、使える知恵に変える方法」を綴っています。
さて、知ってますか?警視庁の調べでは、小学1年生は6年生に比べて交通事故死傷が3.4倍とのこと。それに加えて、昨今では危険ドライバーに巻き込まれる親子のケースも増えてるので。このテーマについて独自の持論をお伝えします。
まず注意したいのは、マークがついてるドライバーです。春に多く見かける若葉マークの初心者ドライバーや、紅葉マークの高齢者ドライバーのことです。もちろん自分だって若葉マークの時代もあるし、年をとっていくので。おやこ共々、注意しておくことが大切だという話です。
高齢ドライバーに巻き込まれたときの話
これは、私が高齢者ドライバーの危険運転に巻き込まれたときの話。70代のおじいさんがアクセルとブレーキを踏み間違えた結果、私の車が強い衝撃をうけたまま歩行者道路に押し出され停止。車は廃車し、私も会社も3カ月休むことになったので。なかなかの事故だったんですが、私の唯一の救いは、歩行者道路に「信号待ちの人」が居なかったことでした。
もしそこに人が居たら、もし自分が大事な親子の命を奪うようなことになってたとしたら。1000%おじいさんが悪くても、一生重いものを背負って生きていくところでした。そんなわけで、おじいさんへの怒りより、とにかくホッとたことを覚えています。
ただ保険屋さんは怒り心頭で。「アクセルもブレーキも分からん爺さんからは、必ず免許とりあげたらかん!あんたは助かったけど、こんな事故で大事な命を奪われたらかなわん」と。しっかり慰謝料請求をかけ、免許取り上げに尽力されてました。
そしてこの経験で、学んだことは2つです。1つは、おやこで信号待ちするときは道路ギリギリで立たないということ。どこに立っていたかで運命が変わることもあるから。最初っから、逃げやすい場所を考えておくということです。
2つ目は、自分が走行してるときは、車に対して高齢ドライバーがどこにいるかの把握です。センターラインに寄りすぎてるなとか、フラフラ運転してるなとか違和感を感じたら、早めに距離をとるということです。
防災書道流「 信号待ち おやこアレンジ 」
【 信号待ち ヒーローごっこ 30分 】
- 信号待ちになったらスタート
- こどもに安全な場所を聞いてみる
- おやこで前提と意図を明確にしておく
【 登下校ゲーム 30分 】
- おやこで登校練習してみる
- 車が突っ込んできそうな場所を聞く
- おやこで前提と意図を明確にしておく
編集後記
いつも思います。親のしあわせなんて、今日もわが子が元気に帰ってきて、ごはんが美味しかったら、あとはボーナスみたいなもんだって。かけがない今をずっと続けるために、引き続き、情報を発信してまいります!たとえば今って、啓蒙活動をするのはいつも被害者遺族の方という印象が強いです。どのご家族に対してもお悔やみの気持ちが先に来てしまうし。どうしても可哀そうとか気の毒とか。考えれば考えるほど同感して辛くなるけど。全国には熱い保険屋さんもいるし、生きてるでけで丸儲けの私みたいなのが、声をあげてくことで共感力をあげていけたらって思います。どこの子も、ほんとかわいいし宝だから。